SM-2アルゴリズムとは?Anki復習間隔の基本
設定を変える前に知っておきたい復習スケジューラー

TL;DR
SM-2は、復習時の評価をもとに次の復習間隔を決めるシンプルなアルゴリズムです。FSRSより単純ですが、カードが明確で毎日続けられる量なら十分に役立ちます。Flicaはカード作成を軽くし、復習を始めるまでの負担を減らします。
Ankiの設定画面を見ると、復習間隔の言葉だけで迷いやすくなります。けれど、仕組みを知らずに数値を変えても、続けやすくなるとは限りません。
この記事ではSM-2をやさしく説明し、FSRSとの違いと、初心者が先に整えるべきカード作りを整理します。
SM-2の基本
SM-2は、復習した直後の手応えをもとに次の復習間隔を決める考え方です。よく覚えていたカードは先へ送り、思い出せなかったカードは早めに戻します。仕組みは単純ですが、毎日の復習を回すには十分に役立ちます。
2026年でも知る価値がある理由
FSRSが話題になっても、SM-2を理解する価値は残っています。Ankiの設定を調べる人は、まず復習間隔がどう決まるのかを知りたいからです。仕組みを知らないまま設定だけ変えると、復習量だけが増えて続きません。
SM-2とFSRSの違い
SM-2は復習評価から間隔を伸ばす発想です。FSRSは記憶の状態をより細かく推定しようとします。どちらを選ぶかより、カードが明確で毎日続く量かどうかが先です。
| 観点 | SM-2 | FSRS |
|---|---|---|
| 考え方 | 評価から間隔を調整 | 記憶状態を推定 |
| 分かりやすさ | 高い | 設定理解が必要 |
| 向く用途 | 小さな単語デッキ | 大きな長期デッキ |
| 注意点 | 間隔が粗いことがある | 設定で迷いやすい |
初心者が先に直すべきこと
アルゴリズムを変える前に、カードを短くしてください。1枚に複数の答えが入ると、どのスケジューラーでも復習が重くなります。答えを一文に近づけるだけで、復習の負担はかなり下がります。
Flicaを使う場面
Flicaは、教材からカードを作る時間を減らしたい人に向いています。AIで下書きを作り、内容を確認してから小さなデッキで始めると、SM-2でもFSRSでも続けやすくなります。
設定前のチェックリスト
復習がつらいときは、まず設定ではなく運用を確認します。
- 1枚1問にする。
- 長い答えを分ける。
- 新規カードを増やしすぎない。
- 毎日終わる量にする。
- 何度も間違えるカードは文章を直す。
FAQ
SM-2はAnkiそのものですか?
いいえ。SM-2は復習間隔を決める考え方で、Ankiはその考え方を含む学習アプリです。
FSRSに変えれば成績は上がりますか?
設定だけで成績が上がるとは言えません。カードの質と継続できる量が先です。
初心者は設定を変えるべきですか?
最初は小さなデッキで始め、問題が見えてから変えるのがおすすめです。
Flicaは何に役立ちますか?
教材からカードを作る手間を減らし、復習を始めやすくすることに役立ちます。
設定より先に続くデッキを作る
SM-2はシンプルな仕組みですが、復習習慣を支えるには十分に強力です。大切なのは、覚えやすいカードと無理のない量です。
Flicaで小さなデッキを作り、毎日続けられる復習から始めてください。高度な設定はそのあとで十分です。
References
- Flica GSC performance snapshot, 2026-06-30.
- Flica SEO generation context, 2026-07-03.
- Anki manual: spaced repetition and FSRS documentation.
- SuperMemo documentation: SM-2 algorithm background.